『借地権』 ご存知ですか？
「借地権」とは、借地借家法上の概念で、“建物の所有を目的とする地上権、又は土地の賃借権”と定義されています。
（借地借家法第２条１号）

建物等を所有するために第三者の土地を使ったり、借りることのできる権利です。　つまり、他人の土地に自分の建物を建てたり、使用することができる権利のことです。　→ その権利の対価として地代（賃借料）を地主さん（借地権設定者）に支払います。

このように「借地権」は不動産であり、貴重な財産でもあるのです。
ところが、相続した実家が借地権とは知らなかったり、知ってはいたけどどんな契約になっているか？判らなかったり、地主さんと折り合いが悪くもめてしまったり…。　　　　
借地権でお悩みの方は意外に多いのです。　
なぜなら、東京を含む首都圏には沢山の「借地」があり、実情として借地人さんが大勢いらっしゃるからなのです。
でも、借地人の方々は「私の家は借地なの！」とはあまり公表していないことが多いのです。　

また借地権は、普通の土地等と違って、権利関係が錯綜していたり、上記のように複雑な問題をはらんでいることが多く、手間と時間がかかる割に実益が少ないため、一般の不動産会社ではなかなか適切な対応ができないことが多いのです。　なので、一戸建住宅やマンションの仲介業務と同じような対応が難しいのです。　

そこで、不動産価値再生事業協同組合では、『借地に特化したサイト』を立ち上げ、皆様のお悩み解決の手助けができれば！と考えたのです。当事業協同組合は不動産会社ではありません！　

国交省大臣認可を受けた（国関整建二 第121号）事業協同組合です。その名が示す通り、「不動産の再生＆有効活用」を目的としています。とはいえ、不動産に関わる専門家であり、そのネットワークは、弁護士・司法書士・行政書士等「士業」の先生方をはじめ「各地域のコミュニティや地域団体」と親密な連携をしています。
勿論各地域の「優良な不動産会社」との協力関係を結んでいます。　これらのネットワークをバックボーンとしながら、「住まいとくらしの相談室」という相談コーナーを設置し、皆様のお悩みの相談から、相手先への交渉、登記や申請、改築や増築、更には売買や転貸までのお手伝いをこのサイトを通じてできればと考えています。

そして、現状データがなく埋もれている借地の実態を明確にして、流動化を推し進め、有効利用していく為のサイトに育てていきたいと思っています。